間違ったタイミング

通常、テンパイに近付けば上がりたくなるものですが、相手の手牌によっては上がりを避ける方が望ましいこともあります。例えばリャンメンでテンパイしても、残りの3人の陣形が3メンチャンなら勝負しない方が無難でしょう。負ける可能性が高いのに勝負するのは勇断とは言えません。麻雀における攻撃タイミングは自分の手牌だけでなく、相手の手牌をも考慮した上で決まってくるものなのです。もう少し分かりやすく言えば、自分の手牌が相手の手牌より速いと確信した時が、攻撃タイミングに当たります。この原則は初心者はもちろんのこと、プロも含めた全てのプレーヤーが肝に銘じておくべきことです。では相手の手牌はどのようにして知ることが出来るのでしょうか。言うまでもありませんが、相手の手牌を盗み見ることはできません。プロであっても透視スキルがあるわけではないからです。そこで重要なのは、相手の手出し、ツモ切りを注視することです。プレー中はただぼんやりと相手の手の動きを眺めるのではなく、一挙手一投足を見逃さないようにしなければなりません。そうすれば手牌を「推測」することは可能になります。もちろんその推測が当たっているとは限りませんが、上達すればするほど当たる確率が高くなります。プロと呼ばれる人は、この推測のために努力し続けてきた人だと言っても過言ではありません。手牌は13枚ありますが、プロの心意気はその13枚の全てを推測するくらいのレベルに達しています。努力の実際は人によって異なりますが、多くのプレーヤーは牌譜の読み込みに時間を費やしています。この読み込みを繰り返すうちに、自然と推測スキルが上達してくるのです。

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